【MLB】オリオールズ3-1エンゼルス(5月17日・日本時間18日/ボルチモア)
スタンドに届くか、それとも世紀のホームランキャッチなるか。
エンゼルスのマイク・トラウト外野手が放った“スタンドギリギリ弾”の瞬間に、ファンが見せた素晴らしいリアクションが注目を集めている。
17日のオリオールズ戦、4回表に“事件”は起きた。迎えた第2打席。93マイル(149.6キロ)の4球目をトラウトが捉えた打球は、センターの後方へ。
高く舞い上がった打球に、米国代表としてWBCにも出場したオリオールズのセンター、セドリク・ムリンス外野手は、2021年に30盗塁を記録した俊足をとばし、あっという間にフェンス際へ到達。そして、タイミングを見計らい、超人的な大ジャンプでグラブを差し出した。
…時が一瞬止まったかと思うほど滞空時間が長い跳躍で、あわやスーパーキャッチかと思われたが僅かに届かず、無情にも打球は観客席とフェンスの間に入り、ホームランとなった。
映像を見直すと、グラブに“ほぼ”かすっているようにさえ見えるほどギリギリの攻防だった。
そしてこの時、カメラはスタンド最前列でグラブ片手に身を乗り出していた少年が、目を見開いて驚き、一歩退くような瞬間を捕捉。
これにTwitterでは「取りそうだったのに手を引っ込めたの偉すぎる」と少年のマナーを賞賛する声があがるなど、迫力のプレーはもちろんのこと、「ホームランボールは欲しいけれど、これは捕ってはいけない!」という野球ファンのお手本のような行動が話題になった心温まるシーンであった。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
■大谷翔平 人気記事
■Pick Up
・嫌われない広告とは?「ABEMA」のスポーツ×広告事例から紐解く
・スポーツコンテンツに適したの“ライブ特化型広告”って何?
・槙野智章氏と考える「スポーツ×マーケティング」の可能性