ユヴェントスを率いるマッシミリアーノ・アッレグリ監督が、18日に行われたヨーロッパリーグ(EL)・準決勝セカンドレグのセビージャ戦を振り返った。同日、イタリアメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。
ユヴェントスはアウェイでセビージャとの一戦に臨んだ。11日に行われたホームでのファーストレグを1-1のドローで終えていたなか、試合は65分にドゥシャン・ヴラホヴィッチが先制点を挙げたものの、71分にスソに同点ゴールを決められて試合は延長戦に突入。その延長戦では95分にエリク・ラメラに逆転ゴールを許し、試合はそのまま終了。2戦合計、2-3で敗退を余儀なくされた。
アッレグリ監督は試合後、「こういう試合をするときは、細部が違いを生む。ゴールから次のゴールまで一瞬だった。特に国際経験の少ない若者は、こうしたステップを踏まなければならない。男らしい試合で、タックルも多かった。2失点目の代償は大きかったし、先に得点することもできたはずだ。また、1-0でリードしている時でも、いくつかのミスがあった。バランスのとれた試合だったが、その後は相手の方が良かった」と試合を振り返った。
また、昨季に続いて今季も無冠でシーズンを終了することに関してアッレグリ監督は「負ければ、多くのトッププレイヤーがトロフィーを掲げることができない。私たちにとっては難しい年だった。そして、繰り返しになるが、こうした試合を通じて、私たちは成長していくんだ。今はリーグ戦でエネルギーを回復したい」と胸中を明かしつつ、今後を見据えた。