5月19日終了時点で21勝14敗、勝率.600でパ・リーグ単独首位に立った千葉ロッテマリーンズ。そんなロッテの好調について、元・ロッテの正捕手で野球解説者の里崎智也氏が言及した。
【映像】ロッテの快進撃の理由とは?
5月19日に放送された『バズ!パ・リーグ』(ABEMA)の冒頭、番組司会の辻歩アナウンサーから「今シーズンのパ・リーグ、ロッテ調子良いですね。」と水を向けられた里崎氏は、「いいですね。今のところ。僕の予想は5位でしたけど。」と、自身の予想に反する形で、ロッテが快進撃を続けていることに触れつつ、「まあ、一番は先発がね、安定してる。今一番先発の防御率も、パ・リーグ6球団の中で一番いいですし、先発がしっかりゲームを作って、少ないチャンスをモノにするという形。得点圏打率が低いんでね。あとはまあ、この1週間で言うと、相手のミスを着実にモノにできたっていう。」と、4勝の小島和哉・西野勇士、3勝の種市篤暉、佐々木朗希と、先発陣が軸となる形で試合を作る形で勝利していると指摘。
その上で、自身も現役時代に体験した優勝時の戦い方を振り返りながら、「過去も優勝争いしたときは、相手のミスを着実にモノにする。で、自分たちはミスをしないっていう野球が、最近はできているかなっていうところもあるんでね。」と、ネガティブな要素として、得点圏打率の低さはあるものの、かつてのように「自軍はミスをせず、相手方のミスには乗じる」という“隙のない戦い方”ができていることが、今季の好成績に繋がっていると解説した。
そうした上で里崎氏は、「先発次第っていうところもありますけど、よく頑張ってますね。」と、現在の健闘ぶりを称賛しつつ、今後も先発陣を軸とする形で、チーム全体として好成績を収めることに期待する形でコメントした。
(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)