<大相撲五月場所>◇九日目◇22日◇東京・両国国技館
横綱・照ノ富士(伊勢ヶ濱)が前頭六枚目・明生(立浪)に寄り切りで敗れ、今場所初黒星を喫した。好調の明生は金星を獲得。波乱の展開に、客席には目を丸くして驚く女性ファンの姿も見受けられた。
4場所連続での休場を経て復活した照ノ富士。初日から格の違いを見せつけた横綱は、無傷の8連勝を遂げてストレートで勝ち越しを決めていた。そうしたなか、7勝1敗と好調の明生と対戦した九日目の取組では、立ち合い強く当たった明生に押されると、素早く動く相手を捕まえることができず、逆にまわしを取られて振り回される展開に。最後は一方的に寄り切られ、照ノ富士は痛恨の1敗目となる黒星を喫した。勝った明生は金星を獲得、8勝目を挙げて今場所勝ち越しを決めた。
復活した横綱・照ノ富士に土がつく事態に館内騒然。客席からは座布団が飛び交い、金星を挙げた明生に大きな拍手が送られたほか、会場には顔に手を当てて目を丸くしながら驚くマスク姿の女性ファンもいた。
取組を受けて、ABEMAで解説を務めた元大関・豪栄道の武隈親方も「これは明生、いい相撲でした」と称賛。「踏み込みも良かったです」「休まずに動き続けたのが良かった」と語ると、「他の力士も今日の明生の攻め方を参考に。止まると横綱のペースになるので、どんどん自分から動いて、横から崩して」と照ノ富士の“攻略法”についても解説した。
明生が照ノ富士を下す事態に、ABEMAの視聴者も「おわぁーまじかー」「いやすごい!」「あら、私泣きそうだわ。。明生スゴい!」と大盛り上がりの様子を見せていた。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)
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