<大相撲五月場所>◇九日目◇22日◇東京・両国国技館
前頭十一枚目・北青鵬(宮城野)が前頭九枚目・阿武咲(阿武松)を豪快な寄り切りで下し、7勝目となる勝ち星を挙げた。北青鵬の規格外の取り口に、元豪栄道の武隈親方も「本当に怖い存在になる」と称賛した。
204センチという長身を活かした“特大スケール”の相撲で注目を集める北青鵬。中日の取組では元大関の前頭十四枚目・朝乃山(高砂)を下手投げで下し初日からの連勝をストップさせていた。
阿武咲と対戦した九日目。立ち合い直後に右下手を掴んだ北青鵬は、阿武咲に押されるも、体を入れ替えて有利な体勢へ。そのまま北青鵬は力強く寄り切って7勝目の勝ち星を挙げた。敗れた阿武咲は4敗目を喫した。
幕内前半戦の終了後、ABEMAで解説を務めた元大関・豪栄道の武隈親方は、前半戦のベストバウトとして北青鵬と阿武咲の一番をピックアップ。北青鵬が右下手を取ったことが勝負の分かれ目だったと指摘すると、「窮屈そうに見えますけど、全然これで力が出る」「(テクニックに加え)前に出る圧力が出てくれば、本当に怖い存在になると思います」と北青鵬を称賛。さらに「動きを見ていても、まだ素人っぽいところがある。これから伸び代がすごくあるので、どれだけ強くなるのか」と今後の成長にも期待を寄せた。
北青鵬のスケールの大きな相撲には、ファンからも「強え…」「いまので勝てるのか」「化け物」「もう常識通じない」と驚きの声が続出したほか、武隈親方の解説にも「なるほど圧力か」「親方の解説分かり易い」と称賛の声が相次いでいた。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)
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