<大相撲五月場所>◇九日目◇22日◇東京・両国国技館
十両八枚目・落合(宮城野)が十両十一枚目・英乃海(木瀬)を逆転の突き落としで下し、初日から9連勝となる白星を飾った。落合は勝負が決した直後、倒れて苦しそうな英乃海を気遣う仕草も見せ、ファンからは「優しい」「相撲も心も強いな」といった声が寄せられた。
中日を終えて関取としては自身初のストレート給金を達成していた19歳の“令和の怪物”こと落合。一方、33歳のベテラン・英乃海は六日目に十両九枚目・大奄美(追手風)との一番で負傷、右の太もも裏を痛めてから連敗していた。
そんな両者の初顔合わせとなった九日目の一番、立ち合い低く当たって左をおっつける落合に対し、押し返した英乃海が一気に前進。落合はグルリと土俵上で1回転した。そのまま英乃海が圧倒するかに見えたが、土俵際に追いやられた落合は持ち前の体幹の良さを発揮、片足で立ちながら大逆転の突き落としを決めた。白熱した一番に館内は大盛況。勝った落合は無傷の9勝目を挙げ、自身が掲げる目標の12勝まで残り星3つと迫った。敗れた英乃海は6敗目となる黒星を喫した。
勝負が決した直後、突き落とされた英乃海は土俵上で仰向けに倒れると、苦しそうな表情を浮かべて起き上がろうとしていた。その姿を見た落合はすぐに駆け寄り、手を差し伸べて起き上がるのを手伝っていた。
倒れた英乃海を気遣う落合の姿に、ネット上では「優しい」「相手を気遣うのもよし!」「相撲も心も強いな」とコメントが寄せられたほか、土俵際での逆転劇に「ありえんだろww」「すごい運動神経」「片足一本で残ったのか」と驚嘆するファンも相次いでいた。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)
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