人気力士、“99パーセント劣勢の相撲”も土俵際で驚異の逆転劇 元関脇・琴勇輝の北陣親方「ほぼマトリックスですよ」
【映像】「ほぼマトリックス」力士の美しい反り返り

大相撲五月場所>◇十一日目◇24日◇東京・両国国技館

 前頭四枚目・宇良(木瀬)が前頭三枚目・錦富士(伊勢ヶ濱)を“とったり”で下し、5勝目の勝ち星を挙げた。勝った際に宇良は大きく体を反り返らせ、解説親方も「ほぼマトリックス」と目を丸くした。

【映像】「ほぼマトリックス」力士の美しい反り返り

 立ち合い低く当たった宇良。一気に前に出る錦富士に土俵際へと追いやられるも、粘って残すと左四つの体勢で土俵中央へ。組み合ったままこう着状態が続いた後、引きつけて投げようと錦富士が動くが、最後は土俵際で宇良が耐えて、逆転の“とったり”を決めた。宇良は勝負が決する際、大きく体を後ろに反らせながら土俵を割らないように耐えていた。宇良は5勝目。敗れた錦富士は9敗目を喫した。

 取組を受けて、ABEMAで解説を務めた元関脇・琴勇輝の北親方は「99パーセント錦富士の相撲でしたよね。途中までは」と指摘。続けて「宇良という力士は本当に、土俵際で何をしてくるかわからない。もちろんどの対戦相手も警戒するんですけど、警戒しすぎても結果こうなってしまう」と説明すると、体を大きく反らせた宇良を見て「ほぼマトリックスですよ」と語った。

 土俵際で後方に大きく体を反り返らせた宇良に、視聴者からも「イナバウアーきたあああ」「身体柔らかいわ」「マトリックスw」「反りが強いなあ」といったコメントが相次いで寄せられた。
(ABEMA/大相撲チャンネル)

【映像】「ほぼマトリックス」力士の美しい反り返り
【映像】「ほぼマトリックス」力士の美しい反り返り

2025年11月場所 千秋楽

更新日時:2025/11/23 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗

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