＜大相撲五月場所＞◇十一日目◇24日◇東京・両国国技館
前頭八枚目・隆の勝（常盤山）と前頭十三枚目・千代翔馬（九重）の一番で、行司が軍配を上げる際に一瞬迷う場面があった。結果的に物言いはつかず軍配通りとなり、ファンからは「迷いましたね」「よく見てた」とコメントが寄せられた。
立ち合い横から張っていった千代翔馬。隆の勝は手を出して攻め、両者手数多く押し合う展開に。前に出る隆の勝と引いてはたき込もうとする千代翔馬がもつれ合うと、最後は隆の勝が前のめりに倒れつつ、千代翔馬は押し出されて土俵を割った。
決着がついた際、行司の木村元基は一瞬迷い、東の千代翔馬に上げそうになってから西の隆の勝に軍配を上げた。際どい勝負に見えたが物言いはつかず、千代翔馬の足が先に土俵を割っていたため、軍配通り隆の勝が4勝目の勝ち星を挙げた。敗れた千代翔馬は5敗目を喫した。
行司が軍配を迷いながらも的確に見極めた場面に、ABEMAで解説を務めた元関脇・琴勇輝の北陣親方は「リプレイで見るとわかりますね」とコメント。視聴者からも「迷ったぞ」「迷いましたね」「よく見てた元基」「良かった」といった声が相次いで寄せられた。
（ABEMA／大相撲チャンネル）
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