「なんだこれは!」人気力士の25年ぶり“レア技”に館内大興奮 予測できない業師同士の取組に相撲ファン「面白すぎる!」
【映像】「なんだこれ!」人気力士が披露した25年ぶりのレア技

大相撲五月場所>◇十二日目◇25日◇東京・両国国技館

 やはりこの力士は持っている。前頭四枚目・宇良(木瀬)が前頭三枚目・翔猿(追手風)を珍しい決まり手“ずぶねり”で下し、6勝目を挙げた。レアな技に館内は沸き、ファンからは「なんだこれは!」「めったに見ない」と驚きの声が寄せられた。

【映像】「なんだこれ!」人気力士が披露した25年ぶりのレア技

 互いに多彩な技をもつ“業師”として人気の宇良と翔猿。十二日目の取組では、立ち合い仕切り線から大きく下がった宇良が頭を低くして当たると、踏み込んでいく翔猿に対し突き返す攻防戦を展開。激しい突っ張り合いを繰り広げた後、一瞬離れてにらみ合うと、宇良は突進するように頭から当たっていった。止まらない両者の激しい動きに館内は大興奮となった。

 最後は土俵際に追いやられた宇良が、低い姿勢で潜るように頭を下げ、頭を軸にしながら相手を捻り倒すという、珍しい決まり手“ずぶねり”を決めて勝ち星を挙げた。同決まり手が幕内で出るのは平成10年(1998年)三月場所で旭豊が寺尾に決めて以来、実に25年ぶり。勝った宇良は6勝目を挙げ、敗れた翔猿は7敗目を喫した。

 珍しい決まり手に、ABEMAで解説を務めた元関脇・若の里の西岩親方も「すごいですね。これ決まり手はなんでしょう?」と驚きの様子。決まり手が“ずぶねり”であることがアナウンスされると、西岩親方は「さすが宇良といった内容ですね」と称賛していた。

 宇良が“ずぶねり”を決めた一番に、ファンからも「なんだこれは!」「めったに見ない」「頭で投げた!」「決まり手なんだ?」「面白すぎる!」と興奮気味の声が続々と寄せられた。
(ABEMA/大相撲チャンネル)

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「なんだこれは!」人気力士の25年ぶり“レア技”に館内大興奮 予測できない業師同士の取組に相撲ファン「面白すぎる!」