<大相撲五月場所>◇十三日目◇26日◇東京・両国国技館
横綱・照ノ富士(伊勢ヶ濱)が前頭十四枚目・朝乃山(高砂)を小手投げで退けた。これで朝乃山は3敗に後退。6場所ぶりの優勝に近づいた照ノ富士に、ファンも「貫禄の違い」「横綱の覇気」と大興奮の様子だった。
4場所連続休場明けに復帰した照ノ富士と、9場所ぶりに再入幕を果たした朝乃山。直接対決は令和3年(2021年)春場所以来だ。十三日目の取組では、立ち合い踏み込んで当たった朝乃山がおっつけてから左を差すも、抱え込むように極めた照ノ富士が落ち着いて対処。そのまま照ノ富士が豪快な小手投げを決め、12勝目となる勝ち星を挙げた。敗れた朝乃山は3敗を喫し、優勝争いから大きく後退した。
照ノ富士の圧倒的な相撲に、ABEMAで解説を務めた元横綱・白鵬の宮城野親方もため息をつきながら顔をほころばせた。「横綱のほうが集中して、気迫がありましたね」と語った宮城野親方は、「朝乃山は頭で当たっていい相撲を取ったけど、左四つになってはいけないよね。差しちゃいけない」と分析。「迷ったとき、やっぱり自分の相撲を信じてやらないといけない。なったことのないような形になると、簡単に投げ捨てられてしまう」と解説した。
照ノ富士の勝利に、ABEMAの視聴者からも「パワーすご」「投げ捨てるw」「貫禄の違い」「強すぎ」「横綱の覇気」と興奮気味の声が相次いで寄せられた。
なお、十三日目の取組を終えて、優勝争いは照ノ富士が1敗で単独トップ。2敗で関脇・霧馬山(陸奥)が、3敗で朝乃山が追いかける展開となった。(ABEMA『大相撲チャンネル』)
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