ブンデスリーガ第34節(最終節)が27日に行われ、2022-23シーズンの全日程が終了した。
 今シーズンの得点王には、ブレーメンのドイツ代表FWニクラス・フュルクルクとライプツィヒのフランス代表FWクリストファー・エンクンクの2名が輝いた。両者の得点数は「16」となっている。両選手ともブンデスリーガ得点王に輝くのは今シーズンが初となった。
 フュルクルクは今シーズン序盤からゴールを量産し、FIFAワールドカップカタール2022による中断期間の前までに10ゴールを挙げていた。終盤戦は負傷の影響で欠場する試合も少なくはなく、最後にゴールを決めたのは第27節のマインツ戦(2-2)。前節ケルン戦と最終節のウニオン・ベルリン戦はフル出場を果たしたものの、ゴールネットは揺らせなかった。一方、エンクンクもワールドカップの中断前までに12ゴールを記録。だが、W杯直前の左ひざ負傷や3月から4月にかけての太もも負傷により、その後は欠場する試合が増えてしまった。第30節ホッフェンハイム戦(○1-0)でブンデスリーガ16試合ぶりのゴールを決めると、第33節バイエルン戦(○3-1)でも勝利を呼び込む逆転弾をマーク。最終節のシャルケ戦では巧みなドリブルからチーム2点目を決めると、後半アディショナルタイムにもループシュートを決め、4-2での勝利に貢献。土壇場で得点ランキングのトップに浮上していた。