将棋の第8期叡王戦五番勝負第4局は5月28日、藤井聡太叡王（竜王、王位、棋王、王将、棋聖、20）と挑戦者の菅井竜也八段（31）が現在対局中だ。本局は、序盤で千日手が成立。午前11時30分から指し直し局が行われており、午後5時の時点で中盤の激しいねじり合いが繰り広げられている。3連覇を目指す藤井叡王が本局で決め切るか、菅井八段がカド番をしのいでフルセットに持ち込むか。白熱の終盤戦に向けて大きな注目が集まっている。
指し直し局は、先手番の藤井叡王が居飛車、後手番の菅井八段は4局連続で三間飛車を志向。相穴熊戦から第3局と同様の出だしとなった。持ち時間がそれぞれ約3時間から再スタートとあり、早いペースで進行。藤井叡王がペースを握ったと見られていたが、菅井八段が持ち前の力を発揮して流れを引き戻した。
午後5時現在で、ABEMAの「SHOGI AI」はほぼ互角を表示、両者ともに持ち時間が1時間を切っている。今後の終盤戦で勝利を飾るのはどちらか。この後の展開から目が離せない。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【午後5時時点での残り持ち時間】
藤井聡太叡王 45分（消費3時間15分）
菅井竜也八段 57分（消費3時間3分）
（ABEMA／将棋チャンネルより）
