【MLB】エンゼルス0-2マーリンズ(5月28日・日本時間29日/アナハイム)
大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場したゲームで、対戦相手のマーリンズに所属する元NPB助っ人投手と野手が“揃い踏み”で出場した。
出場した2選手は、元横浜DeNAベイスターズのユリ・グリエル内野手と、元東北楽天ゴールデンイーグルスのJT・シャグワ投手。
グリエルは2014年シーズンの途中に来日。62試合の出場で規定打席には到達しなかったものの、打率.305、本塁打11本と貴重な長距離打者として活躍。契約問題などもあり、結果的に日本球界でプレーしたのはこの1年のみとなったが、その後MLBに活躍の場を移す。
2016年から2022年シーズンまでは一貫してアストロズに在籍し、今季からマーリンズへ移籍。アストロズ時代の2019年にはシーズン31本塁打を放つ活躍を見せたこともあり、「あのグリエルがMLBで…」と、その奮闘ぶりをご存じのファンも少なくないだろう。
そして実は、もうひとりこの試合で好リリーフをしたシャグワも2020年に楽天に所属した投手。同年は31試合に登板し、0勝3敗、1セーブ、6ホールドで防御率5.81と日本球界では良い成績を残せなかったが、翌2021年にシアトル・マリナーズ、シーズン途中から2022年までタンパベイ・レイズと渡り歩き、今季はマーリンズに加入していた。
この日、グリエルは「6番・ファースト」で先発出場し、申告敬遠に気づかず打席に立ち続ける珍しいシーンも見られたが3打数ノーヒットと快音は響かなかった。
一方、ジャグワは2点リードの9回に救援登板すると、被安打2、与四球1という内容ながら、最後はマイク・トラウト外野手をボテボテのセカンドフライに打ち取り無失点で切り抜け、今季自身初セーブを記録した。惜しくも次打者として控えていた大谷との対戦はならなかったものの、少し渋い元NPB所属助っ人が揃い踏みでエンゼルス戦に出場したゲームとなった。
なお、グリエルは今季通算32試合に出場し、打率.297、3本塁打、打点12。ジャグワは11試合に登板し、1勝0敗、2ホールド、1セーブ、防御率2.79という成績を残している。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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