5月24日にほっともっとフィールド神戸で行われたオリックス・バファローズ対東北楽天ゴールデンイーグルスとの一戦で、楽天・島内宏明が、球団生え抜きとしては初となる100号本塁打を記録。野球ファンの間で注目を集めている。
【映像】“楽天史上最強の生え抜き打者” 島内、100号本塁打の瞬間
0-0で迎えたこの試合の4回表、2死一塁という場面で回ってきた2打席目に島内は、カウント1-0からの2球目、オリックス先発・田嶋大樹が外角低めのカットボールにやや泳ぎ気味となりながらも、ライトスタンドへと飛び込む先制弾に。
この1本が、島内にとっての通算100号本塁打であり、楽天にとっては、球団生え抜きとして初の100号に。こうした島内の記録達成に、ネット上の野球ファンからは「楽天史上最強の生え抜き打者」「不調の中、快挙達成は大きいぞ!」「昔の選手みたいなフォロースルー好き」「このホームラン後の談話が『99本目はランニングホームランだったので今日は入ってよかったです(真顔で)』って言うのが最高に島内宏明さんで大好き(真顔で)」「こういう記念弾をしっかりビジターで打っちゃうのが島内らしいな」といった様々な声が相次いで寄せられることとなった。
今季こそ、41試合で打率.185と不調の島内ではあるものの、2021年には96打点を上げ、打点王を獲得。昨季はリーグ最多となる36本の二塁打を含む161安打をマークし、最多安打のタイトルを獲得するなど、楽天には欠かせない存在。しかも、オリックス・バファローズのエース山本由伸との相性の良さから、“対山本由伸最強打線”の一角としてその名を挙げられたことも。また、そうした部分のみならず、島内といえば、以前、話題となったデットボールの際のリアクションや、ホームラン後の“確信バット持ち”、さらには本塁打後の談話など、その独特な個性が滲み出るあ言動で多くのファンに愛されているという一面も。現在、33歳とまだまだ老け込む歳でもないだけに、今後もその個性と活躍で、多くのファンを魅了し続けることに期待したいところだ。