麻雀プロ団体・最高位戦日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル「最高位」の決定戦進出を争うA1リーグの第5節が5月31日に行われ、c卓(5人打ち)は朝倉康心が卓内トップを取った。

【映像】最高位戦日本プロ麻雀協会のプロも多数参戦するプロ麻雀リーグ「Mリーグ」

 過去にMリーグのU-NEXT Piratesでプレーしていた朝倉は、現所属の鈴木優、昨季まで赤坂ドリブンズでプレーした村上淳らと同卓になったが、自身初戦となる2回戦を3着からスタートすると、続く3回戦では逃げ切りトップ。4回戦を2着で終えると、最終5回戦は南場で大きな加点に成功し、この日2度目のトップを取った。

 終わってみれば4戦2トップ・ラスなし、ポイントでも+107.5と大きく伸ばすことに成功。試合後は「今日は麻雀が土田浩翔プロや醍醐大プロっぽい麻雀でした。最近麻雀AIが出たんですが、その変な麻雀を取り入れたりしているので我ながら気持ち悪い牌ばかり切っていたなと思いました。今日ツイていたのが放銃がほぼ1翻ばかりでした。昔はもう少し直線的に打っていたんですけど、こういう麻雀の方が向いていますね」と、最新の研究の成果を実感していた。

【試合結果】

1位 朝倉康心 +107.5
2位 村上淳 +24.9
3位 津田岳宏 ▲19.4
4位 鈴木優 ▲44.4
5位 石田時敬 ▲78.6

※石田の小チョンボによる▲10含む

◆最高位 最高位戦日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル。A1リーグは全12節、48半荘のリーグ戦を行い、上位3人と前年優勝の最高位の4人で決定戦を行う。決定戦は1日に半荘4回戦の5日制で、計20回戦行われる。

◆最高位戦日本プロ麻雀協会 1976年に設立。東京、関西、東海、北海道、新潟、九州、東北に拠点があり、所属会員数は約700人。主なプロは金子正輝、近藤誠一、村上淳、鈴木たろう、石橋伸洋、茅森早香、石井あや、大平亜季ら。主催タイトル戦は最高位、女流最高位、最高位戦Classic、發王戦、新輝戦、女流名人戦、新人王戦。代表理事・新津潔。
ABEMA/麻雀チャンネルより)

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