【MLB】エンゼルス－カブス（6月6日・日本時間7日／アナハイム）
エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」、カブスの鈴木誠也外野手が「4番・ライト」で揃って先発出場したゲームで、大谷の16号ホームランが鈴木の頭上を襲う珍しいシーンが見られた。
大谷が4回の第2打席で放った打球は、実況が思わず「鈴木誠也の頭上を襲っていきました」と叫ぶ痛烈な当たりとなった。
低い弾道で飛んできた打球は鈴木が差し出したグラブの上を通過、スロー映像ではホームランを示す黄色のラインよりも上のフェンスに直撃していたものがはっきり映っていた。打球を必死に追いかけた鈴木本人も、自分のグラブがラインよりに上に出ていたのを確信していたのか、ジャンプした後はその場にしゃがみこんだ。
ところがプレーは止まらず打者走者である大谷も三塁まで全力疾走。自分の勘違いでインプレーのままランニングホームランにしてはいけないと、鈴木も急いでダッシュしボールを拾い、内野へと返球した。
ここで一旦、プレーが止まると、やはりホームランか否かの審議が行われることに。結果、ほどなくしてホームランが確定した。
これには視聴者も「入っとるんやない？」「HRですな」といったコメントが相次ぐなど大きな反響があった。また、「最高！鈴木の上ってのがまた」「せいやさんの頭上ー！！」と、鈴木に対するコメントも数多く見られ、大盛り上がりのプレーとなった。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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