6月16日、ABEMAにてスポーツ雑学発掘バラエティ番組『のぞき見!知られざるスポーツの世界』#1が放送。スタジオでは日本初のPPVファイター武尊のファイトマネーに話題が及び、ゲストの先輩キックボクサー魔裟斗が今後のキックボクシング界のさらなる発展に想いを馳せた。
同番組は毎回テーマを設定しそのテーマに相応しいゲストと共にスポーツ選手を支えるスタッフの職人芸やその種目ならではのとんでもルール、知られざる歴史や最先端技術などを解明していく、見れば今よりもっとスポーツが好きになるスポーツ雑学発掘バラエティ番組。知れば必ず誰かに話したくなる面白うんちくや、ストーリーをお届けしていく。MCはラグビー経験のある平子祐希(アルコ&ピース)と、サッカー経験のある酒井健太(アルコ&ピース)。アシスタントMCはフリーアナウンサーの森香澄が務める。
PPVファイター(ペイパー・ビュー・ファイター)とは、ABEMAのPPVでのみ独占配信される試合を行う契約選手のこと。日本初、ABEMAと専属契約したPPVファイターである武尊には、1試合ごとに最低1億円のファイトマネーが保証され、プラスPPVの%が合計されたファイトマネーが支払われるという。
1億円の契約を結んだワケについて、ABEMA格闘チャンネル・エグゼクティブプロデューサー北野雄司氏は「(武尊選手は)50万枚PPVのチケットを売った実績があって、やっぱり日本で1番PPVが売れる格闘家・ファイターであることはもう証明しているし、他に日本で提案できる人はいないなと思った」と語る。さらに「将来、武尊選手や那須川天心選手を追いかけて世の中に出てくるような格闘家たちの夢やゴール、目標になるような金額であったらいいなと思ったので」と続け、「常々武尊選手も自分だけじゃなくて自分の後に続く未来のためにということは毎度事あるごとに口癖のようにおっしゃってるので、そんな武尊選手といっしょに仕事しようとするとそういう部分は大事にしたいなというところで、1億というインパクトになりました」と明かした。
それを受け、ゲストの魔裟斗は「格闘技の選手たちはやっぱり寿命が短いので、ある程度の額はトップになった選手は蓄えておかないとダメだろうなってずっと僕は思ってます。なので後輩の選手たちにはとにかく稼いでほしい。だから僕は(PPVファイターが日本で取り入れられて)すごく良かったなと思って」と語る。さらに「そうすることによって今の子どもたちが『武尊ってすごいな』と。『キックボクシングってお金稼げるんだな』と思って、親たちも『じゃあお前キックやれよ』って、裾野が広がっていくとおもうんです。そうすることで新しい武尊や天心が子どもから生まれていくんだろうな」と、キックボクシング界のさらなる発展に想いを馳せた。