アニメ『ゾン100』はいつから？毎週日曜17時より放送中！

　「月刊サンデーGX」にて連載中のゾンビ活劇マンガ『ゾン100～ゾンビになるまでにしたい100のこと～』が、TVアニメ化され、2023年7月9日より放送中。ゾンビものの作品は世の中に数多くあれど、“社畜”が主人公という斬新さと、つい続きが気になってしまうスピード感あるストーリー展開に、釘付けになる人が続出している作品です。

　この記事では、アニメ『ゾン100』の最新情報やストーリー展開の予想などをまとめています。

『ゾン100』とは？

　『今際の国のアリス』で知られる麻生羽呂氏が原作、『ハレルヤオーバードライブ！』の高田康太郎氏が作画を手がける『ゾン100』。高田氏は「ゾンビと社畜をミックスすると面白そう」というアイデアからストーリーを着想したそうです。

　主人公の天道輝（てんどう あきら/アキラ）は、ブラック企業に勤める24歳の男性。連日の徹夜や上司のパワハラ、理不尽な業務に憔悴し、死んだように生きる毎日を送っていました。ある日街にゾンビが溢れ、世界は荒廃。アキラは「もう今日から会社に行かなくていい」と歓喜し、持ち前のポジティブさで「部屋の大掃除をする」「べランピングをする」などゾンビになるまでにしたいことをバケットリスト化します。今作では彼がそのリストを1つずつ実現させていくさまが描かれていきます。

　ちなみに麻生氏と高田氏は、もともとはキャンプへ一緒に行くプライベートな友人同士だったそう。そんな２人だからこそ、阿吽の呼吸で作品が生み出されていることがうかがえます。Netflixでの実写映画化も決定しており、今年大きな話題になることが予想される作品の1つです。

アニメ『ゾン100』はいつから放送？

　アニメの放送は2023年7月9日に開始。以降、毎週日曜17時に放送されます。キービジュアルとPVが公開されており、キービジュアルではゾンビに囲まれながらも余裕の表情で前に進んでいくアキラと仲間たちを描写。PVではKANA-BOONによるオープニングテーマ『ソングオブザデッド』とシユイによるエンディングテーマ『ハピネス オブ ザ デッド』が流れる中、社畜だったアキラの毎日がゾンビの出現で劇的に変わる様子が切り取られています。

アニメ『ゾン100』の放送局は？

　MBS/TBS系全国28局ネットで放送されます。前クールには『機動戦士ガンダム 水星の魔女』が放送されていた毎週日曜午後5時、通称『日5』枠です。そのほかAT-X、アニマックスでも放送予定です。

アニメ『ゾン100』のネット配信・無料配信はある？

　『ゾン100』は7月9日から毎週日曜18:00〜にて、ABEMA（アベマ）、dアニメストア、Prime Video（アマプラ）、NETFLIX（ネトフリ）などで、7月13日からFODなどで配信されます。配信サービスと配信開始日時の詳細は下記になります。

■2023年7月9日から毎週日曜18:00〜配信開始
バンダイチャンネル、ABEMA、Hulu、Disney+、DMM TV、dアニメストア、Prime Video、U-NEXT、NETFLIX
■2023年7月13日(木)18:00〜順次配信開始
FOD、WOWOWオンデマンド、アニメ放題、TELASA、J:COMオンデマンドメガパック、milplus、Google Play、HAPPY!動画、Lemino、AnimeFesta

無料配信はある？

　ABEMAでは、放送翌週の木曜18:00より無料配信を行うことが告知されています。したがって第1話は2023年7月13日18:00より無料で視聴できるようになります。無料放送の実施期間については明確なアナウンスはありませんが、ABEMAでは新作アニメは次の話が配信されるまで無料配信を行っているケースが多いため、1週間の無料配信になるのではと予想されます。

アニメ『ゾン100』は全何話？

　現状、放送クール数（話数）は発表されていませんが、2023年10月より『シャングリラ・フロンティア』が同じ日5枠にて、連続2クール放送となることが発表されています。次クールの枠が埋まっている状態を鑑みると、『ゾン100』は1クール全12～13話となる可能性が大です。

　あるいは半年間を空けての分割クール放送となることも考えられますが、いずれにせよいったん2023年9月で放送が終了するものと思われます。

原作のどこまでアニメ化する？

　原作の単行本は13巻まで発売されており、14巻が6月30日に発売されます。登場キャラクターに4巻から登場するベアトリクス・アメルハウザーが名を連ねているので、彼女が登場するまでは確実に描かれるでしょう。序盤の見どころの1つが、3巻に収録されているアキラの元上司・小杉（こすぎ）とのサービスエリアでのエピソードなので、1クールで展開される場合はこちらが1つの山場となりそうです。

　また原作は4巻終盤から6巻の最後までに収録されているアキラの故郷でのエピソードをもってひと区切りを迎え、7巻からは日本一周に繰り出すアキラたちが描かれます。どこまで原作に忠実に描くかによりますが、1クールの場合はおそらくこの6巻までがアニメ化されるのではないでしょうか。

スタッフは？

原作：麻生羽呂・高田康太郎（小学館「月刊サンデーGX」連載中）
監督：川越一生
副監督：上田華子
シリーズ構成：瀬古浩司
キャラクターデザイン：田中紀衣
ゾンビデザイン：福地純平
音楽：宮崎誠
選曲：合田麻衣子
音響制作：dugout
アニメーション制作：BUG FILMS
制作：小学館集英社プロダクション

　監督の川越一生氏は『古見さんは、コミュ症です。』で知られています。またシリーズ構成の瀬古浩司氏は『モブサイコ100』『BANANA FISH』『呪術廻戦』『サマータイムレンダ』『チェンソーマン』など人気作を手がけてきました。

　制作会社のBUG FILMSは2021年9月に設立した、ツインエンジンの子会社。これまで『サマータイムレンダ』『古見さんは、コミュ症です。』で制作協力を務めてきましたが、1作丸ごとを同社の名義で手がけるのは『ゾン100』が初となるようです。公開されているPVでの映像もかなり丁寧に作り込まれている印象なので、放送が楽しみですね。

キャストは？

天道輝（てんどう あきら）／アキラ：梅田修一朗（うめだ しゅういちろう）
三日月閑（みかづき しずか）／シズカ：楠木ともり（くすのき ともり）
竜崎憲一朗（りゅうざき けんいちろう）／ケンチョ：古川慎（ふるかわ まこと）
ベアトリクス・アメルハウザー：高橋ミナミ（たかはし みなみ）

　メインキャラクターのキャストは上記の通りです。

実写映画版『ゾン100』の詳細は？

　実写映画は赤楚衛二さんが主演を務め、2023年8月3日にNetflixにて独占配信されることが明らかになっています。迫力たっぷりなアクションシーンの撮影風景などを収めたメイキング映像も公開されているのでチェックしてみてください。現在発表されているキャスト、主要スタッフは下記の通りです。

キャスト
天道輝／アキラ：赤楚衛二（あかそ えいじ）
三日月閑／シズカ：白石麻衣（しらいし まい）
竜崎憲一朗／ケンチョ：柳俊太郎（やなぎ しゅんたろう）
小杉権蔵（こすぎ ごんぞう）：北村一輝（きたむら かずき）

　このほか、配役は不明ですが市川由衣（いちかわ ゆい）さん、川崎麻世（かわさき まよ）さん、早見あかり（はやみ あかり）さん、筧美和子（かけい みわこ）さん、中田クルミ（なかた くるみ）さん、ドロンズ石本（どろんず いしもと）さん、中村無何有（なかむら むかう）さん、谷口翔太（たにぐち しょうた）さん、佐戸井けん太（さとい けんた）さんなどの出演も決定しています。

スタッフ
監督：石田雄介
脚本：三嶋龍朗
音楽プロデューサー：千田耕平
撮影監督：河津太郎
アクション監督：下村勇二
企画・制作プロダクション：ROBOT

まとめ

　2023年7月より放送中のアニメ『ゾン100』。地上波放送のほかネット配信も実施されているので、ご自分の環境にあった方法で視聴してみてはいかがでしょうか？

(c)麻生羽呂・高田康太郎・小学館／「ゾン100」製作委員会

※高橋ミナミの「高」は、正式にははしごだかの字
※柳俊太郎の「柳」は正式には異体字
※川崎麻世の「崎」は、正式にはたつさきの字