【MLB】レンジャーズ3-5エンゼルス(6月15日・日本時間16日/テキサス)
 エンゼルス大谷翔平投手が、まさに無双状態になっている。投手としては粘りの投球で6回6安打2失点の内容で今季6勝目を挙げたが、やはり圧巻だったのは打者・大谷。8回1死一塁からの第4打席で、左中間へ飛距離443.0フィート(135.0メートル)の特大アーチを描いた。大谷はレンジャーズとの4連戦で4本のホームランを打ったが、打球方向は全てセンターからレフト方向。うち3本は左中間の最深部ながら2階席に飛び込み、その全てが135メートル超えの特大弾だ。しっかり捉えればどんな球場でもオーバーフェンス。もはや「流し打ち」という概念を崩壊させる打撃だ。