6月9日にエスコンフィールドHOKKAIDO行われたセ・パ交流戦、北海道日本ハムファイターズ対阪神タイガースの一戦で、日本ハム・江越大賀が、阪神・前川右京を“爆肩”で刺した場面に、野球解説者の里崎智也氏が言及した。
【映像】物議を醸す！日ハム・江越の爆肩レーザーに刺された瞬間
この試合の1回表・阪神の攻撃、2死一塁の場面で、阪神の4番・大山悠輔は、カウント1-1からの3球目、日本ハム先発・鈴木健矢が投じた真ん中高めのストレートを弾き返し、センター左へと運ぶ飛球に。この打球を見て、一塁走者の前川は、二塁を蹴って三塁を目指すこととなったが、打球を手前に落とす形で処理した日本ハムのセンター・江越は、そんな前川を刺そうと、捕球するなり間髪入れず、三塁へと正確にワンバウンド送球。送球を受けた三塁手・野村佑希が余裕を持ってタッチにいけるほどのタイミングで、悠々アウトにするという、肩の強さとスローイングの正確さを改めて披露することとなった。
6月16日放送の『バズ！パ・リーグ』（ABEMA）では、この場面について振り返ることとなったが、その際にVTRを見た里崎氏は、「これはまあ、もちろん江越のスローイングは素晴らしかったけど、三塁まで行った前川にちょっと問題がありますよね。」と、江越の好守を評価しつつも、三塁憤死となった前川の走塁について苦言を呈する形で語りはじめると、「状況判断をまず間違ったっていうのと、そもそも去年1年間、江越と阪神のファームでプレー一緒にしたでしょ？っていう。っていうことは、江越のスローイングがいいっていうのはわかってますよね、きっと。そうなったときに、あの状況下で、あのタイミングで（二塁を）回りますか？っていうところはちょっと疑問でしたね。」「いきなり今年から、日本ハム来てから肩が良くなったわけじゃないじゃないですか」と、昨年まで同じチームの外野手として、ファームで一緒にプレーしていながらも、江越ならではの“スローイングの良さ”が頭に入っていなかった走塁ミスであると指摘した。
逆に言えば、江越は“前川の足”をわかった上で「刺せる」と判断し、実際にアウトにできたということでもあるのだが、このプレーについては、ネット上の野球ファンからも「江越！ナイスすぎぃ！」「阪神ファンやけどこれは江越の肩ナメすぎやろw」「ワンバウンドでも余裕でアウト！」「エゴビームすげぇな」「さすが俺たちの江越 さすえご てか送球にドライブかかってギュインと曲がってストライク返球になるのかっこよすぎだろ」「クイックスローに近いのにあのボール投げれるのはやばい」「前川もこれに学んで守備も良くなったらもう最高よ」「新庄監督が言ってた守備のワンピックも得点と同じ…まさにこうゆうことだなと」「前川は悪くない。江越が凄い！」といった様々な反響が寄せられている。
（ABEMA『バズ！パ・リーグ』）
