6月9日にエスコンフィールドHOKKAIDOで行われたセ・パ交流戦、北海道日本ハムファイターズ対阪神タイガースの一戦で、日本ハムの公式チアリーディングチーム・ファイターズガールと、阪神タイガースのタイガースガールが“初”となるコラボダンスを披露することとなったが、この試合、彼女たちチアリーディングチームと同じか、それ以上に注目を集めたのは、球場に殺到した阪神ファンの“ド迫力声援”だった。
【映像】可愛すぎる!Fガールと虎ガールが奇跡のコラボ(複数カット)
この試合、阪神先発・富田蓮が2回に捕まり、2点を先制されると、3回にも1点を失い、0-3に。代わった2番手・西純矢も、昨年までチームメイトだった日本ハムの1番・江越大賀に豪快なソロ弾をお見舞いされ、0-4に。打線も繋がりを欠き、日本ハム先発・鈴木健矢に6勝目を献上するというゲームとなってしまった。しかも、終わってみれば、初回に迎えた先制のチャンスで、江越の“スーパー返球”によってチャンスを潰されたことが後を引くという、なんとも悔やまれる敗戦。だが、そうした中でも前出の両軍チアによるキュートなコラボと、阪神ファンの一体感あふれる応援は、遠方からも詰め掛けた多くのファンを喜ばせることとなった。
実はこの日を含むエスコンフィールドHOKKAIDOでの3連戦は、いずれも超満員。日頃は同球場周辺で滅多に見かけない阪神ファンが大挙して“襲来”したことで、試合開始前から、良い意味で、“異様な光景”となっていたという。まさに交流戦ならではといった光景だが、そんな虎党たちは、試合が開始後はさらにヒートアップ。スタンドを埋め尽くした無数のファンが、一糸乱れぬ連携で、グラウンド上の選手たちに“気合の入った大声援”を送ることはもとより、ファイターズガールとタイガースガールによる“初コラボダンス”では、日頃は「きつねダンス」に触れる機会がないながらも、敵味方関係なく、一緒になって盛り上げるというスタイルで、球場にさらなる熱気をもたらすこととなった。そのため、試合終了後には、地元・日本ハムのファンからも「阪神ファンの応援迫力ありすぎw」「みんなで一緒に盛り上げようとしてくれるのマジ感謝しかない」「江越も懐かしかったと思うし、めっちゃ嬉しかったはず」「ハンシンタイガースファンハイチバンヤー」といった様々な反響が寄せられることとなった。
『バズ!パ・リーグ』(ABEMA/6月16日放送)の司会をつとめる辻歩アナウンサーが、「僕、この試合、行こうとしていたんですけど、全然チケット取れなかったので…」と語っていたように、交流戦期間中も、リーグ戦と同様に、全国各地から大挙して“敵陣”へと乗り込んでくる虎党たち。交流戦も残りわずかとなってきたが、引き続き、その“猛虎襲来”ともいうべき熱心な応援に、パ・リーグファンからも注目が集まりそうな気配だ。
(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)