将棋の藤井聡太棋聖(竜王、名人、王位、叡王、棋王、王将、20)が6月23日、第94期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負の第2局で挑戦者の佐々木大地七段(28)と現在対局中だ。ABEMAの中継には、藤井棋聖と同学年の高田明浩四段(21)が出演。タイトル七冠を手中に収めた藤井棋聖に対し、「詰将棋解答選手権(チャンピオン戦)での藤井先生の連覇を止めたら賞金、となるのなら棋士を休業して特訓しようか…」と発言し、視聴者を驚かせていた。
高田四段は、2021年4月に18歳で四段昇段。藤井棋聖とは小学生時代から親交があり、修行時代をともに過ごしてきた。瞬く間にタイトルを奪取、今では七冠保持者となった藤井棋聖に対しては、「メディアの報道を見て『今日もまた勝ってるな』と思うことはありますが、あまり意識するということはない」と語っていた。それでも高田四段もデビュー以来各棋戦でも着実に結果を残しており、若手ホープとして注目を集めている。
そんな高田四段のビックリ発言は、詰将棋解答選手権チャンピオン戦の話題で飛び出した。コロナ禍前まで例年行われていた藤井棋聖は、同選手権を小学6年生から5連覇。高田四段は、「藤井先生の連覇を止めたら賞金が出る、とかなるのなら、棋士を休業して詰将棋を特訓しようか…と考えていたんですけどね(笑)」と笑った。
小学生時代には藤井棋聖と詰将棋早解き合戦で競っていたとあり、1年間の集中特訓を積めば詰将棋解答選手権の連覇阻止に対して自信がある様子の高田四段。「将棋界は他のことをやるために休業する人はあまりいないですよね。詰将棋をやるといえば休業できそうな気がしますが…」と具体的な発言が飛び出すと、視聴者からは「師匠に怒られるぞw」「いいぞー!」「賞金首は草w」「おもろいわー」「二刀流でやろう!」「自由人な高田くん」「煩悩に忠実やな」「こわいこわい~」「ぶっ飛んでて草」と様々な反応が寄せられていた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)