24日、東京・大田区総合体育館でボクシングのWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチが行われ、4階級制覇の井岡一翔(志成)が前王者のジョシュア・フランコ(アメリカ)をフルラウンドの末に判定で下し、WBO王座を返上して臨んだダイレクトリマッチで新王者に。執念のベルトを巻いた井岡は、試合後のマイクでこみ上げる涙をこらえた。
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 試合直前に井岡の禁止薬物検出に関する報道が行われ、さらに前日計量での対戦相手の体重超過。まさにベルトまでの道のりは“いばらの道”だったが、井岡は並々ならぬ覚悟で試練を乗り切り、栄冠を手にした。