アニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」第23話が、6月25日に放送された(順次放送中)。弟に倒される覚悟を決めたグエル・ジェターク(CV:阿座上洋平)をフェルシー・ロロ(CV:高田憂希)が救い、視聴者から「今週のMVP」と称賛されている。
アニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」は、数多の企業が宇宙へ進出し、巨大な経済圏を構築する時代“A.S.(アド・ステラ)122”が舞台。水星出身の少女スレッタ・マーキュリー(CV:市ノ瀬加那)が、宇宙産業の最大手ベネリットグループが運営する“アスティカシア高等専門学園”に編入することから始まる物語だ。
前回放送の第22話では、現在のホルダーであるグエルがスレッタに決闘を持ち掛けた。それまでの決闘はモビルスーツを用いて行われていたが、機体には乗らず、フェンシングで対決した。スレッタが再びホルダーに戻るチャンスをくれたグエルに、視聴者からは「どんだけ株上がるんだよ」「スレッタの背中を押すために決闘するグエル君カッコよ」といった反響が相次いだ。
また『機動戦士ガンダム』でアムロ・レイとシャア・アズナブルがフェンシングで戦うシーンがあったことから「フェンシング対決のオマージュは胸熱」「そういうの大好き!」という声も寄せられ、ニヤリとしたファンも多かったようだ。
第23話「譲れない優しさ」では、グエルが弟のラウダ・ニール(CV:大塚剛央)に襲撃された。グエルは戦いの途中で、あえて弟の攻撃を受けて倒されようとした。しかし、そこに普段グエルを慕っていたフェルシーが介入し、「2人ともバカなんすか!兄弟ゲンカで死ぬとか、マジ笑えないっすから!」と必死に訴えた。
グエルを救った彼女を「よくやったフェルシー」「マジでありがとう!」「今週のMVPはフェルシーちゃんです」「ガンダム史に残る大偉業」と称賛するファンが絶えない。
第23話「譲れない優しさ」
【あらすじ】
キャリバーンを駆り、エリクトと真っ向から想いをぶつけ合うスレッタ。
グエルもまた、ミオリネへの激しい憎悪を燃やすラウダと対峙する。
乱戦の中、ミオリネたちを乗せたロケットは、クワイエット・ゼロへと向かう。
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