将棋の王座戦挑戦者決定トーナメント準決勝が6月28日に行われ、藤井聡太竜王・名人(王位、叡王、棋王、王将、棋聖、20)と羽生善治九段(52)が現在対局中だ。藤井竜王・名人の先手で始まった一局は、「角換わり」の出だしに。藤井竜王・名人が“八冠”挑戦へ前進するか、羽生九段がタイトル100期挑戦に近づくか。屈指の好カードとなった本局に大きな注目が集まっている。
【中継】藤井竜王・名人VS羽生九段!注目の準決勝(生中継中)
両者の対戦は、今年1~3月に行われた第72期ALSOK杯王将戦七番勝負以来。シリーズは藤井竜王・名人が4勝2敗で防衛を果たしたものの、羽生九段が用意した多種多様な戦型で大熱戦が繰り広げられた。本局は、3月初旬に行われた第6局以来の対戦。振り駒の結果、藤井竜王・名人の先手番となると、得意の角換わりを志向した。序盤から繊細な駆け引きが繰り広げられ、後手の羽生九段も受けて立つことに。どのような対策を用意しているか、今後の展開から目が離せない。
第71期王座戦挑戦者決定トーナメントは、予選を勝ち抜いた10人とシード6人の合計16人で争われ、優勝者が現タイトル保持者の永瀬拓矢王座(30)への挑戦権を得る。持ち時間は各5時間のチェスクロック方式。ABEMAではこの対局を終局まで生放送する。
【昼食の注文】
藤井聡太竜王・名人 キーマカレー(大)
羽生善治九段 ちらし寿司(中)
【昼食休憩時の残り持ち時間】
藤井聡太竜王・名人 4時間5分(消費55分)
羽生善治九段 3時間56分(消費1時間4分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)