「伝説の試合を見た」「最高の試合」先発勝利＋3安打2本塁打の大谷翔平に称賛やまず「MVP比較対象者なし」「ここで今シーズン終わってもMVP」の声も

【MLB】エンゼルス4－2ホワイトソックス（6月27日・日本時間28日／アナハイム）

　まさに“大谷劇場”としかいいようがない。エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・投手」で今季16度目の二刀流先発マウンドに上がった試合で、投げては7回途中10奪三振1失点の好投で7勝目、打っては決勝アーチ含む3打数3安打2本塁打と躍動した。自身初の“投打二刀流試合での2発”を放つなど、ここにきてなお観る者の期待や想像を超える活躍を見せる大谷に対し、「伝説の試合」「伝説の選手」といった声が上がった。

【映像】大谷翔平が大爆発！投打二刀流で1日2発はもはや伝説級

　この男はどこまで我々を驚かせるのだろう。この日も投手として7回1失点と好投した前回登板のような安定したピッチングを見せると、爪が割れた影響で7回途中での降板となったものの6回3分の1を投げ4安打1失点10奪三振。特に、ホームラン王争いで大谷を猛追するライバルのロバートJr.に対しては無安打2三振と完璧に抑えてみせた。そして打者としては1回の第1打席でいきなり先制27号を放ち、絶好調ぶりを見せつける。打球速度110.8マイル（178.3キロ）、飛距離418フィート（127.5メートル）という、大谷自身も打った瞬間にホームランを確信する特大の1発で、観客の度肝を抜いた。それだけでは終わらない。2-1と1点差に詰め寄られた直後の7回裏、この日4度目の打席に入ると、今度はレフトへ技ありの1発。再びリードを2点に広げる価値あるホームランを放ってみせた。

　大谷の投打同時出場試合での2本塁打は自身初。これには大谷を見慣れているであろうファンも「先発投手が2HRは初めて見た」「全打席出塁2HRのピッチャーとか過去いたのか？」「『打』で3打数3安打。2HR。2打点。『投』で6.1回を10K。1失点。GOAT MVP大谷」「バケモンやろホームランキングが投手してるって」と半ば呆れたようにコメントするしかない。これまで数々の常識を打ち破ってきた大谷がさらに驚きを伴った活躍をする様に「上がり続けるハードルをさらに超える男」「伝説の選手やで」との声も上がった。

　最後にリリーフが危ない場面を作りヒヤヒヤさせてことも含め、大谷が投げ先制アーチを放ち勝利を決める2本目のアーチも放った試合に「大谷さんのスーパースター感がすごかった試合」「最高の試合」「映画かよwww」とファンの満足度は最高潮に達した様子。さらに昨季は惜しくも獲得ならなかったシーズンMVPの話題を出し、「ここで今シーズン終わってもMVP」「もうMVP比較対象者なし」「MVPはもう決まってる」といった声まで見られた。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）