
【MLB】エンゼルス7ー9ホワイトソックス(6月29日・日本時間30日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」でスタメン出場。9回の第5打席で2戦ぶりとなる29号ホームランを放った。試合最終盤の一発は111.3マイル(179.1キロ)、438フィート(133.5メートル)の豪快弾。月間14本塁打は自己最多、さらにチーム最多記録を更新する一発となった。
毎年好調な成績を残している6月だが、今季はすでに月間チーム最多に並ぶ13本塁打をマーク。17日(同18日)のロイヤルズ戦ではメジャー通算150号の今季23号、23日(同24日)のロッキーズ戦では日米通算200本塁打と偉業を達成した。
勢いは止まらず、27日(同28)のホワイトソックス戦には「2番・投手」で先発出場し、投げては6回1/3を投げて被安打4の1失点10奪三振で7勝目、打っては27号・28号と本塁打2本を含む3安打と大暴れした。1回、右中間席中段まで運んだ27号ソロは飛距離127メートルの豪快弾。「OHTANI LAND」というお手製のプラカードを並んで持っていたファンのところに飛び込み、着弾地点は狂喜乱舞となった。先発投手として7回途中まで投げ、大歓声を受けながら降板した直後の7回、今度は左中間へ技ありの28号ソロ。どこまでも規格外の強烈な印象をファンに残した。
前日の28日(同29日)の同カードこそホームランはなかったものの、2試合連続&今季10度目の猛打賞で、打率は.309に上昇。本塁打ランキング首位を独走中の大谷だが、打点もリーグトップを争う2位。さらに打率もリーグ4位となり“三冠王”も視野に捉えている。今後の躍進からもますます目が離せない。
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