復活の吉田正尚菊池雄星との日本人対決第2ラウンドでも快音決め球スライダーを痛烈ライト前ヒット「素晴らしい」

【MLB】ブルージェイズ6－7レッドソックス（7月1日・日本時間2日／トロント）

　レッドソックスの吉田正尚外野手が「6番・DH」で先発出場し、2回の第1打席に痛烈なライト前ヒットを放った。ブルージェイズの先発は、今季8勝目を目指す菊池雄星。NPB時代には苦手にしていた左腕から、決め球であるスライダーを強烈に弾き返し、復調ぶりをさらにアピールした。

【映像】菊池雄星のスライダーを弾き返した吉田正尚

　吉田は6月27日（日本時間28日）の試合で右手首に死球を受けて、その後の2試合をベンチスタート。回復具合が心配されていたが、前日のブルージェイズ戦では飛距離約135メートルの特大9号ソロを含む3安打と大暴れししていた。菊池とは5月2日（同3日）以来、2試合目となる対決に。前回は第2打席に右中間スタンドへ5号ソロを放り込んでいたが“第2ラウンド”でも、鋭い打球を放った。立ち上がりから155キロ前後のストレートにスライダー、カーブを織り交ぜて好投する菊池に対して、さすがは吉田という当たりを放ったことに、ファンからも「素晴らしい」という声が寄せられた。

　なお吉田はこの試合3打数2安打1打点で、打率は.305まで上昇した。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）