【MLB】レッドソックス2-6レンジャーズ(7月4日・日本時間5日/ボストン)
チーム浮上に欠かせないキーマンが、雨の中でも大奮闘だ。レッドソックスの吉田正尚外野手が「3番・レフト」で先発出場したこの試合、第4打席で内野安打を記録した。雨でぬかるんだグラウンドで相手投手が打球処理をもたつき、この間隙を縫って一塁へ走り抜けた。
レンジャーズ3番手・バークの5球目、吉田は外角に逃げるように入って来た92マイル(147キロ)のシンカーを捉えると、打球は高くバウンドして一塁方向へ。バークが全力疾走でこれを追うも、吉田の足が勝り内野安打、今季30度目マルチ安打を記録した。ファンからは「よしよし」「ラッキーラッキー」「足大丈夫みたい」と喜びや安堵のコメントが寄せられた。
吉田は1日(同2日)のブルージェイズ戦で右足すねに死球を受け途中交代していたが、1試合と移動日のわずか2日休んだだけで復帰。試合前時点で直近7試合を22打数7安打2打点1本塁打、打率.318と好成績とケガに負けないマッチョマンらしさを発揮している。なお吉田はこの後味方打者のタイムリーヒットで本塁生還、ベンチでは笑顔でハイタッチしていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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