藤井聡太王位VS佐々木大地七段、注目の開幕局を制するのはどっちだ 解説棋士「大決戦は間近」/将棋・王位戦七番勝負第1局
【中継を見る】藤井王位VS佐々木七段 注目の開幕局2日目(生中継中)

 将棋藤井聡太王位(竜王、名人、叡王、棋王、王将、棋聖、20)に佐々木大地七段(28)が挑戦する伊藤園お〜いお茶杯王位戦七番勝負が7月8日、愛知県豊田市の「豊田市能楽堂」で第1局2日目の対局を行っている。対局再開後から両者が時間をたっぷり使い、今後の本格的な戦いに向けて備えている。

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 後手の佐々木七段が誘導し横歩取りの出だしとなった本局は、1日目からスローペースの展開となった。佐々木七段の手番で指し掛けとすると、封じ手に選んだのは銀を活用させる一手。2日目に入って対局が再開されると、今後の戦いに備えた駒組が続いていた。佐々木七段が1歩損を回収したところで藤井王位が長考。1時間19分を使い、慎重な組み立てから本格的な戦いを見据えるように飛車を回転させた。

 佐々木七段の攻め、藤井王位が受けに回ったところで昼食休憩に突入。休憩時点でABEMAの「SHOGI AI」は互角を表示している。中継で解説を務める村中秀史七段(42)は、「後手から見て左辺の方で少しポイントを稼いだので、先手の狙いどころを上手くまとめることができれば優勢が見込める。先手は地下鉄飛車の構想がどれだけ効果的なものになるのかが注目。大決戦は間近」とコメントしていた。

 注目のシリーズ開幕局を白星で飾るのはどちらか。午後からの戦いに大注目が集まっている。持ち時間は各8時間の2日制。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。

【昼食の注文】

藤井聡太王位 海鮮五目冷麺
佐々木大地七段 北海道産しほろ牛“若丸”テンダーロインと国産サーロインの「牛まぶし」に雲丹のベルモットソースと豊田市産ガーリックチップのアクセント

【昼食休憩時の残り持ち時間】

藤井聡太王位 2時間19分(消費5時間41分)
佐々木大地七段 2時間38分(消費5時間22分)

(ABEMA/将棋チャンネルより)

【中継】伊藤園お~いお茶杯第64期王位戦 七番勝負第一局2日目 藤井王位 対 佐々木七段
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