【MLB】ドジャース11-4エンゼルス(7月7日・日本時間8日/ロサンゼルス)
エンゼルスの大谷翔平投手が「1番・DH」で先発出場。大きな注目を集めた第3打席は、ストレートの四球に。ストライクが1球もない勝負を避けているような投球に対して、ドジャースタジアムに集まったファンからは大きなため息が漏れた。
7月に入って以来18打数1安打とスランプに陥っていた大谷だったが、4回表に迎えた第2打席で4試合&14打席ぶりとなるヒットを放つなど復調気配を見せた。さらにこのヒットをキッカケにエンゼルス打線に火が付き、3番打者のモニアック外野手には3ラン本塁打が飛び出し、伝統のフリーウェイシリーズは大盛り上がりの展開となった。
迎えた6回表のエンゼルスの攻撃は2点ビハインドという状況で、大谷はこのイニングの先頭打者として登場。先ほど同様に安打を放ち、逆転のキーマンとして大きな注目を集めたが、ドジャース先発のゴンソリン投手は先ほどのヒットを見て警戒を強めたか、初球は内角低めに外れるスプリットで様子を見ると、続く2球目のスプリットは対角線となる外角高めに投げたが、これもボール。3球目のストレートもほぼ同じ位置でストライクゾーンを外れてカウントは3-0となった。
打者有利なカウントとなったためか、ドジャースバッテリーは無理に勝負をすることを避け、4球目のストレートは外角高めへと外れるボール。ストライクが1球も来ないまま四球となり、大谷は一塁へ歩かされることとなった。
結果的に出塁したとはいえ、大谷のヒットを見たかったドジャースタジアムに集まったファンたちからは大きなため息やブーイングの声が聞こえることに。この後エンゼルスは2死一、二塁までチャンスを拡大したが、あと一本が出ずにこの回は無得点に終わっている。
残念ながら勝負を避けられる形になった大谷のこの打席を見たABEMA視聴者からは「勝負する気あるんか?」「よしよし、よく選んだ」「やっぱり勝負してもらえない…」と大谷との対決を避けたドジャースバッテリーに対して嘆くようなコメントが多く見られた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
■大谷翔平 人気記事
■Pick Up
・嫌われない広告とは?「ABEMA」のスポーツ×広告事例から紐解く
・スポーツコンテンツに適したの“ライブ特化型広告”って何?
・槙野智章氏と考える「スポーツ×マーケティング」の可能性