将棋の藤井聡太王位(竜王、名人、叡王、棋王、王将、棋聖、20)に佐々木大地七段(28)が挑戦する伊藤園お〜いお茶杯王位戦七番勝負が7月8日、愛知県豊田市の「豊田市能楽堂」で第1局2日目の対局を行っている。難解な中盤戦からいよいよ本格的な戦いへ突入。注目の開幕局を制するのはどちらか。
【中継を見る】藤井王位VS佐々木七段 開幕局は白熱の終盤戦へ(生中継中)
後手の佐々木七段が誘導し横歩取りの出だしとなった本局は、1日目からスローペースの展開に。佐々木七段の手番で指し掛けとすると、封じ手に選んだのは銀を活用させる一手だった。戦いに備えた駒組が続き、佐々木七段が1歩損を回収したところで藤井王位が長考。1時間19分を使い、慎重な組み立てから本格的な戦いを見据えるように飛車を回転させた。
難解な中盤戦を経て、藤井王位は下段飛車を支えに歩を垂らすと、佐々木七段は16分の少考で飛車を浮かせた。いよいよ激しい戦いへと突入。午後4時時点で藤井王位は持ち時間の残りが1時間を切っており、白熱の終盤戦に向けて大きな注目が集まっている。
持ち時間は各8時間。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【午後4時時点での残り持ち時間】
藤井聡太王位 55分(消費7時間5分)
佐々木大地七段 1時間37分(消費6時間23分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)