【MLB】ドジャース10-5エンゼルス(7月8日・日本時間9日/ロサンゼルス)
エンゼルスの大谷翔平投手が「1番・DH」で先発出場。ドジャース相手に5-10と2試合連続の大敗でチームは借金1で前半戦を終えることになったが、大谷自身はこの試合4打数3安打と活躍。その孤軍奮闘ぶりに大きな注目が集まった。
7月に入って以来、打率.130と当たりが止まっていた大谷だったが、この試合ではドジャース先発ベシアの初球を叩いてセンター前へヒットを放つと、3回表の第2打席ではグローブの3球目を捉えて右中間を切り裂くスリーベースヒット。第3打席こそセンターフライに終わったが、サイクルヒットの可能性を残したままゲームは進行した。
そして迎えた7回表のエンゼルスの攻撃。先頭打者のサイスがレフトライナーに終わるも、続くレンヒーフォが四球を選び、2死一塁という場面で第4打席を迎えると、グローブが初球に投じた高目のカットボールに手を出してファール。5試合ぶりの本塁打を狙っているのはだれの目にも明らかだった。
そしてグローブが投じた真ん中低めのスライダーに大谷は素早く反応。完璧にすくい上げた打球はセンターへと高々と打ちあがった。
打球速度105.2マイル(約169キロ)という超高速の打球はグングンと伸び、センターを守るアウトマンの頭上を高々と越えてスタンドへ飛び込んだ。29歳になってから最初の本塁打は飛距離433フィート(約132メートル)を記録する特大の一発となった。
7月最初かつ5試合ぶりの本塁打となった一発を放った大谷。9回表に回ってきた第5打席はレフトへの犠牲フライとなり、惜しくもサイクルヒットは達成できなかったが、終わってみれば4打数3安打3打点の大活躍。5-10と大敗したエンゼルスにおいて唯一と言っていい見どころを作ってみせた。
大谷の活躍ぶりに対しSNSでは「エンゼルスファンの心を救ってくれた」「大谷の活躍が見れただけよかった」「サイクル達成だけが見どころ」と大谷の活躍ぶりを称える声が目立った。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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