【MLB】パドレス-メッツ(7月9日・日本時間10日/サンディエゴ)
現地11日(日本時間12日)に開催されるオールスター・ゲーム前の最後の一戦となった対メッツ戦。「1番・セカンド」で先発出場したパドレスのキム・ハソン内野手が2回表の1死一、二塁というピンチの場面で超美技併殺を見せた。
初回に3点を先制したパドレスだが、2回表には、先発のマスグローブ投手がメッツ打線に捕まり、1死一、二塁という局面を迎えた。ここで7番アルバレス捕手が放ったショートゴロに対し、パドレスのボガーツ内野手が上手く捌くと、二塁のキムへ送りまずフォースアウトとする。そして、ファーストに完全に背中を向ける形でボールを受けたキムは、難しい体制から鋭く体を回転させ、自慢の強肩で一塁へ転送。超美技併殺を完成させピンチを救った。
キムは昨シーズン、これまでショートのレギュラーだったタティスJr.内野手の出場停止処分期間中、その穴を埋めアジア人では難しいと言われたショートのポジションで躍動。DRS 10はMLB全体で6位タイ。アジア人No.1ショートの称号を手に入れた。
今年、ボガーツ内野手の加入でセカンドのポジションに回ったが、ここまでDRS 11はリーグトップの数字だ。このアジア人No.1内野手が打席に立つと、本拠地ペトコパークでは「ハッサン・キム」のコールが自然に発生するなど、パドレスファンを魅了している。
現在、ナ・リーグ西地区4位のパドレス。オールスター後のダルビッシュ有投手、キムのアジア人コンビの活躍で一気に巻き返しを図る。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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