<大相撲七月場所>◇二日目◇10日◇名古屋・ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)
序二段五十二枚目・安強羅(安治川)が序二段五十三枚目・旭輝山(大島)を寄り切りで破った一番で、立ち合い両力士が動きを止め、キョトン顔を浮かべる珍しい一幕があった。両力士は「不成立かな?」といった感じで行司を見るも、とくに反応はなし。その後、いち早く取組を再開した安強羅が一気の寄りで初白星を挙げた。
立ち合い、やや立ち遅れた旭輝山に対して、仕切り線を踏み越えてグっと迫った安強羅。両者の呼吸が合わず不成立か…そんな様子の旭輝山は力むことなく安強羅の胸を右手で軽くポンと叩いた。一瞬の間を経て「?」といった様子で安強羅が行司を振り返るも反応は無し。“立ち合い成立”と判断した安強羅はいち早く取組を再開し、旭輝山を寄り切った。
その後、安強羅が勝ち名乗りを受ける際に館内から「えっ?」と驚きの声が上がったが、旭輝山もまた、土俵を下りる際に困惑した様子を浮かべていた。
勝った安強羅は今場所初白星を挙げ、敗れた旭輝山は初黒星を喫した。(ABEMA『大相撲チャンネル』)
■Pick Up
・キー局全落ち!“下剋上”西澤由夏アナの「意外すぎる人生」
・現役女子高生の「リアルすぎる日常」をのぞき見
・スポーツコンテンツに適したの“ライブ特化型広告”って何?