今季からMLBボストン・レッドソックスでプレーし、オールスターまでの前半戦で打率.316をマーク。ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平を抜き、ア・リーグの打率ランキング3位に食い込むなど、大活躍を見せている吉田正尚。そんな吉田に対する、現地記者が行った「連続安打記録が伸びると、ズボンが1インチずつ乳首に近づく(ズボンを上げる)」という指摘の“真相”が、日米両国の野球ファンの間で話題となっている。
【映像】妻・ゆり香さんの3年前にツイートに再注目
今年5月、吉田が連続安打を続けている頃に投稿されたこのツイートでは、「吉田正尚選手が連続安打記録を伸ばすたびに、彼のズボンはさらに1インチずつ乳首に近づいていくんだ。マサほどイケてる選手はいないよ。」(ジャレッド・カラビス記者)と、吉田の調子があがり、好成績を出すようになると、なぜかズボンを上げて穿くようになるという同記者の見解が示され、29万PVを記録するなど、現地の野球ファンの間では大きな話題となっていたが、実はオリックス時代の2020年、吉田をよく知る妻のゆり香さんが、自身のTwitterで、既にその“真相”について明かしていた。
ゆり香さんはこの年の9月2日に行ったツイートで、「私もベルトから背番号までの距離が10cmをきり始めた頃、何であんなにズボン上げてるの?と聞いたところ、「しっくりくるから」と返答は至ってシンプルでした。」と、吉田自身からあまりにシンプルな回答があったことを明かすとともに、その後のファンとのやりとりの中で、「周りの目より自分の感覚を重視する主人ならではです 笑」とコメントしている。つまり、吉田自身の感覚では、「自分がしっくりとくるようにベルトの位置を変えている」というところのようだ。
とはいえ、前出のカラビス記者による指摘はあながち的外れではなく、実際、ゆり香さんのツイートが行われた2020年、吉田はシーズン終了時点で打率.350をマークし、見事、首位打者に。また、これまでのシーズンの映像を見比べてみると、デビューイヤーとなった2016年の頃に比べ、吉田のズボンの穿き方はかなり上がっていることも見て取れるが、その上げ方は、シーズン成績と、“ある程度”シンクロしているようにも思える。
カラビス記者のツイートに対してファンからは、既に5月の段階で「このまま好調が続きすぎると大変なことになりやしないか?」という声も寄せられていたが、是非ともこのまま好調を続け、“大変なこと”になってくれるよう、期待したいところだ。