藤井聡太王位が44手目を封じる ペースを握って2日目へ 挑戦者・佐々木大地七段は苦労多い局面から反撃なるか/将棋・王位戦七番勝負第2局 将棋藤井聡太 2023/07/13 18:23 拡大する 将棋の藤井聡太王位(竜王、名人、叡王、棋王、王将、棋聖、20)に佐々木大地七段(28)が挑戦する伊藤園お〜いお茶杯王位戦七番勝負は7月13日、兵庫県神戸市「中の坊瑞苑」で第2局を行い、藤井王位が44手目を封じ手指し掛けとした。あす7月14日午前9時頃に封じ手が開封され、対局が再開される。【中継】藤井王位VS佐々木七段 注目の第2局1日目解説(生中継中) 4連覇を目指す藤井王位に、タイトル奪取を狙う佐々木七段が挑戦する今期のシリーズ。藤井王位の先勝から中4日で迎えた第2局は、佐々木七段の先手で相掛かりが志向された。方針を決める序盤の勝負所では、佐々木七段が昼食休憩を挟み約2時間の長考で銀を進軍させる踏み込みを決断。藤井王位も1時間6分の長考返しで桂馬を跳ね、強く応じた。さらに先手陣に角を打ち込み攻めを呼び込むと、歩の進行でも先手玉を圧迫。ABEMAの中継に出演した真田圭一八段(50)は、「中盤の難所。お互い油断ならないが、先手に苦労が多い局面」とコメントしていた。 続きを読む 関連記事