<大相撲七月場所>◇五日目◇13日◇名古屋・ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)
幕下二十二枚目・東俊隆(玉ノ井)と幕下二十三枚目・竜勢(伊勢ノ海)の一番で、両力士が勢い余って土俵下の客席へダッシュ。揃って中継画面からフレームアウトし、館内からは笑いと拍手が沸き起こる一幕があった。
96キロと小柄な東俊隆と140キロの竜勢という、体重差対決となった一番。立ち合い手を出して当たった東俊隆が素早く攻めようとするが、下からあてがった竜勢が押し返すと、東俊隆は引いて土俵際へ。
最後は前に出る竜勢と土俵際で耐えきれずにバランスを崩した東俊隆が揃って落下、勢い余って客席まで駆け出すように走り去ってしまい、中継画面からフレームアウト。コミカルにも映る光景に、館内からは笑い声と拍手が沸き起こった。取組は竜勢が押し出しを決めて3勝目。東俊隆は1敗目を喫した。
両力士が揃って客席に突っ込む場面を受けて、ABEMAの視聴者からも「え、飛び出た」「被弾」とコメントが続々と寄せられた。(ABEMA『大相撲チャンネル』)