元若乃花「大関は絶対にしてはいけない立ち合いをした」霧島の敗因をズバリ指摘
【映像】元若乃花が苦言を呈した霧島の立ち合い

大相撲七月場所>◇七日目◇15日◇名古屋・ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)

 結びの一番で前頭二枚目・御嶽海(出羽海)が、大関・霧島(陸奥)を押し出しで下し、初白星を挙げた。取組後に解説の元横綱・若乃花の花田虎上氏が霧島の敗因をズバリ指摘する場面があった。

【映像】元若乃花が苦言を呈した霧島の立ち合い

 立ち合いから強烈な右おっつけと左のど輪で霧島の上体を起こし、一気に勝負を決めた御嶽海。ここまで白星のなかった元大関が会心の勝利を決め、館内は熱気に包まれた。この取組を受け、ABEMAで解説を務めた元横綱・若乃花の花田虎上氏は「大関(霧島)は立ち合いが悪かったですね。絶対にしてはいけない立ち合いをした」と指摘した。

 それから花田氏は「絶対、相手に諸手付きをしてはいけないんですよね。でも(霧島は)手を出しちゃってるでしょう。当たりは半減するし、御嶽海は“ラッキー”と思って、一気に出ているから」と説明。続けて「最後、御嶽海が心配して手を出しているけれど、大関は払いましたよね。悔しかったんでしょう。相撲って立ち合いが大切だなと思う一番でしたね」と話し、実況の高橋大輔アナウンサーは「霧島にとっても後悔が残るという」と反応した。

 四日目から途中出場した新大関の霧島を破り、初日を挙げた御嶽海。ABEMAのコメント欄には「みーたん良かった」「みーたん白星うれしい」などの声が寄せられていた。
(ABEMA/大相撲チャンネル)

【映像】元若乃花が苦言を呈した霧島の立ち合い
【映像】元若乃花が苦言を呈した霧島の立ち合い
【映像】元若乃花が苦言を呈した霧島の立ち合い