【MLB】アスレチックス−レッドソックス(7月18日・日本時間19日/オークランド)
観てろよ、俺はまだまだここで戦うぞ。レッドソックスの吉田正尚外野手が「4番・DH」で先発出場した試合で、アスレチックスの3番手投手として藤浪晋太郎が登板。最速100.8マイル(162.2キロ)の剛球で無失点に抑え、ファンからも「おっけーい!ナイスピッチング!」「これは日本のエース藤浪」と賛辞が多数寄せられた。またマウンドを降りる際には突然の訃報となった元チームメイトへサインを送るような仕草もみられた。
藤浪が登板したのはアスレチックスが3-0でリードした7回。レッドソックス5番・レフスナイダーを98.6マイル(158.6キロ)の剛速球でショートフライに打ち取る。ど真ん中高目、打者のタイミングをずらし、ボールの下を叩かせるミスショット。視聴者からは「すげえええ」「びびってるな相手」「速いし重いから飛ばない」とコメントが続いた。
直球でグイグイ押す藤浪の豪快投球は止まらない。6番・カサズにはライト前に運ばれるヒットを打たれたが、後続のアローヨを99.1マイル(158.7キロ)のフォーシームでサードゴロに打ち取りこれで2死。8番・アルファーロにも99.3マイル(159.8キロ)のフォーシームでショートゴロに抑えわずか12球で無失点。無四球試合は11試合を記録。視聴者から回またぎの続投を希望するコメントも多かったが、藤浪はこの回限りで降板した。
悠々とマウンドを降りる際には味方野手に指先でサイン、さらに拳で胸をトントンと叩いて、天を見上げるような仕草も。前日、訃報が伝えられた阪神時代の仲間・横田慎太郎さんへの追悼を込めたポーズと受け取った視聴者からは「横田に捧げた!」「フジかっけえー」とまた多くのコメントが寄せられていた。
藤浪は直近7試合で2勝1敗、8イニングで被安打3自責点2、防御率2.25。一時は2桁まで悪化した防御率は8.57と改善した。なお日米通じて公式戦で対戦がない吉田との対戦の機会はこの日も訪れなかった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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