日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、鳳凰戦A1リーグの第7節B卓が7月19日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、大ベテラン・沢崎誠が1人浮きの卓内トップを取った。
【動画】日本プロ麻雀連盟のプロが多く参加するプロ麻雀リーグ「Mリーグ」
大病も克服し元気な麻雀を見せ続けている68歳・沢崎が、健在どころか圧巻の強さを見せつけた。1回戦、2回戦と1人浮きのトップを取ると、3回戦も勢いは衰えず3連勝。4回戦こそラスを引いたものの、3戦で稼いだポイントが大きく+77.1と快勝を収めた。
トータル暫定5位まで浮上し、3位以内の決定戦進出まで見えてきた沢崎だが、次節はかつて自分もプレーしたプロ麻雀リーグ「Mリーグ」のスター選手、佐々木寿人(KONAMI麻雀格闘倶楽部)と対戦。「寿人を絶対に抜いてやる!」と闘志満々だった。
【試合結果】
1位 沢崎誠 +77.1
2位 藤崎智 ▲11.9
3位 藤島健二郎 ▲29.7
4位 西川淳 ▲35.5
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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