【MLB】カブス-カージナルス(7月20日・日本時間21日/シカゴ)
WBCで大きな注目を集めたカージナルスのヌートバー外野手が「1番・センター」で先発出場。試合開始早々、鈴木誠也外野手の打球を処理した際の“らしい”表情に視聴者がほっこりする一幕があった。
プレーボール直後に迎えた1回表の第1打席はカブス先発のストローマン投手の前に見逃し三振に終わったヌートバーだったが、彼らしい表情が見られたのは1回裏のカブスの攻撃でのことだった。
カージナルス先発のマッツ投手は先頭打者のホーナー内野手をレフトフライに打ち取ると、2番打者の鈴木と対戦。ここ7試合で打率.310と好調の鈴木はマッツのシンカーを中心とした投球をしっかりと見極め、追い込まれてからも3球続けてファールで粘るという具合で好調さをうかがわせる内容となった。
そしてマッツが投げた9球目、高めに浮いたシンカーを鈴木のバットはしっかりと捉えた。打球はセンターへとグングンと伸び、長打になるかと思われるほど強い打球だったが、これはセンターを守るヌートバーの守備範囲。後ろに下がっていって、リグレーフィールド名物とも言える、ツタの絡まったフェンス手前でキャッチ。記録はセンターライナーとなった。
打球速度104.9マイル(約168.8キロ)という強い打球だったためか、捕球した直後のヌートバーはサングラス越しにニヤリと笑顔を浮かべ、どこか満足げな様子。鈴木とヌートバーと言えば、ともにプレーはできなかったもののWBCの際は同じ日本代表に選出されたチームメイトでもあるだけに、どこか感慨深いものがあったのかもしれない。
ヌートバーの笑顔を見た視聴者からは、「ヌートバーかわいい」「ヌー!」「ニコニコ」とほっこりとした様子がわかるコメントが多く寄せられていた。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)




