【MLB】カブス7-2カージナルス(7月23日・日本時間24日/シカゴ)
鈴木誠也外野手所属のカブス2勝、ヌートバー外野手所属のカージナルス1勝で迎えた侍対決4連戦の4戦目。思わぬ大差がついた6回に放送席も苦笑いのプレーが飛び出した。
この試合、序盤に長打で効率よく加点したカブスが試合を優位に進め5回まで7-0と大量リード。カージナルス7点ビハインドで迎えた6回表の攻撃、この回先頭の3番アレナド内野手はカブス先発のタイオン投手が投じた4球目のスイーパーを強振した。
打球はタイオンの頭上を越えセンターに抜けようかという当たりだったが、あらかじめ二遊間寄りにシフトを敷いていた二塁手のホーナー内野手が追いつき一塁へ送球。非常に際どいタイミングだったが、間一髪セーフの判定に。これにはカブスベンチからチャレンジの要求が出るかと思われたが、カブスのロス監督はその権利を行使しなかった。
中継では、様々な角度からのリプレイが流れた。確かにセーフに見えたこの判定。アレナドが最後はスピードスケートの選手がゴールする際につま先を前に出すかのように自らのスパイクを、今シーズンから若干大きくなったベースへ突き出したが、よく見るとつま先がベースに触っているか否か非常に微妙なように映像には映った。
カブスサイドの現地の中継では実況、解説者が「大差がついた試合だから発生したラッキーな内野安打だった思われます」と話す、思わず苦笑いのプレーとなった。
アレナドはこの“ラッキー”な内野安打がこの試合3本目のヒット。また4回裏に鈴木誠也が放った三塁線への打球を巧く捌くなど、一人気を吐いたが辛辣な視聴者からは「カージナルスの見どころはアレナドだけ」とのコメントが寄せられた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)





