将棋の藤井聡太王位(竜王、名人、叡王、棋王、王将、棋聖、21)に佐々木大地七段(28)が挑戦する伊藤園お〜いお茶杯王位戦七番勝負が7月25日、北海道小樽市の「料亭湯宿 銀鱗荘」で第3局の対局を行っている。19日に21歳の誕生日を迎えた藤井王位にとって初めての対局は、得意の「角換わり」の出だしとなった。
シリーズは藤井王位の開幕2連勝で推移。挑戦者の佐々木七段にとっては勝負所の第3局で後手番ブレイクを目指したいところだ。今年、国の登録有形文化財に登録された「銀鱗荘」を舞台に藤井王位の先手番で始まった本局は、「角換わり腰掛け銀」の戦型に。7月19日に21歳の誕生日を迎えて以来初の公式戦に臨む藤井王位が得意戦法を志向した。佐々木七段は右玉に変化。互いに相手の出方次第で駒組みを進めるため、じりじりとした繊細な駆け引きが行われていた。
昼食休憩前には藤井王位が局面を動かすための仕掛けを決断。午後からの展開にも大きな注目が集まっている。持ち時間は各8時間の2日制。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
藤井聡太王位 海鮮ちらし、緑茶(ホット)
佐々木大地七段 小樽産鰊そば(冷)、緑茶(ホット)
【昼食休憩時の残り持ち時間】
藤井聡太王位 6時間53分(消費1時間7分)
佐々木大地七段 6時間10分(消費1時間50分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)