将棋の伊藤園お〜いお茶杯王位戦七番勝負第3局は7月26日、藤井聡太王位(竜王、名人、叡王、棋王、王将、棋聖、21)が前日に封じた61手目が開封され、午前9時すぎに挑戦者の佐々木大地七段(28)の手番で再開された。
【中継】藤井王位VS佐々木七段 注目の第3局2日目(生中継中)
4連覇を目指す藤井王位に、タイトル奪取を狙う佐々木七段が挑戦する注目のシリーズ。藤井王位の開幕2連勝で迎えた第3局は、今シリーズで初めての「角換わり」の出だしとなった。序盤は互いに相手の出方次第で駒組みを進めるため長く繊細な駆け引きが行われていたが、藤井王位が仕掛けて開戦。難解な中盤戦では互いに長考を重ねてスローペースとなった。
藤井王位の構想を探るように受け身に回っていた佐々木七段だったが、中盤の難所で端歩を突く積極的な一手を決断。封じ手時点では形勢に大きな差はなくABEMAの「SHOGI AI」はほぼ互角を示していたが、2日目は開始直後から濃密な戦いとなることが見込まれている。
北海道小樽市の「料亭湯宿 銀鱗荘」を舞台に行われている第3局で藤井王位が防衛4連覇に王手をかけるか、佐々木七段が反撃の1勝を飾るか。持ち時間は各8時間。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)