将棋の藤井聡太王位(竜王、名人、叡王、棋王、王将、棋聖、21)に佐々木大地七段(28)が挑戦する伊藤園お〜いお茶杯王位戦七番勝負が7月26日、北海道小樽市の「料亭湯宿 銀鱗荘」で第3局2日目の対局を行っている。難解な中盤戦を進行しており、午前中には挑戦者の佐々木七段が2時間30分超えの大長考もあった。形勢は互角と見られており、今後のクライマックスに向けて大注目が集まることになりそうだ。
藤井王位が防衛に近づくか、佐々木七段が反撃の1勝目を手にするか、注目の第3局が行われている。前日の封じ手開封から始まった2日目は、佐々木七段が大方の予想通りの角打ちの一手に対して藤井王位が大きくうなだれるような姿も見られた。中盤の難所とあり、佐々木七段は2時間32分の大長考。藤井王位を相手に2時間以上の持ち時間の差がつくこととなった。
対局再開から午前中の進行はわずかに5手。この長考を経て両者がどのような構想を描いているか。昼食休憩時点で形勢に大きな差はなく、ABEMAの「SHOGI AI」はほぼ互角の数字を表示している。今後の終盤戦に向けてどのような戦いが繰り広げられるか、緊張感は最大限まで高まっている。
持ち時間は各8時間。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
藤井聡太王位 小樽産鰊そば(冷)
佐々木大地七段 海鮮ちらし
【昼食休憩時の残り持ち時間】
藤井聡太王位 3時間41分(消費4時間19分)
佐々木大地七段 1時間30分(消費6時間30分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)