【MLB】レッドソックス7-1ブレーブス(7月25日・日本時間26日/ボストン)
ダメ押しの一撃は「YOSHIDA」の美しいアーチだ。レッドソックス・吉田正尚外野手が「4番・レフト」で先発出場したこの試合。第5打席で7戦ぶり12号となる完璧な2ランを放った。第3打席で受けた死球の影響を感じさせない豪快なバッティングにファンは「かっけー!鳥肌たった」「見れて良かった!!」と次々に興奮の声を上げた。
8回裏、2死一塁。5-1とレッドソックスが4点リード。この日すでに2本ヒットを放っている吉田の第5打席。四球で出塁したターナーを一塁に置き、ブレーブス4番手投手・ヘルナンデスと対戦。長打を警戒するバッテリー、その初球は外角低めに大きく外れる変化球。そして2球目、真ん中に甘く入って来た88マイルのスライダーを吉田は見逃さなかった。打球は猛スピードでレフト方向へ、スタンド前方へ突き刺さる7戦ぶり12号となった。吉田のアーチは7月16日(同17日)に敵地のカブス戦で放った満塁弾以来。猛打賞は5試合ぶり、今季10度目だ。
現地フェンウェイ・パークのファンは総立ちで熱狂、視聴者もまた「きたー!」「うおおおすげー」「えぐぅw」「猛打賞!」と大興奮。失投を見逃さない完璧な打撃内容に「スウィングが美しい」「フォロースルーが世界1美しい選手」と激賞の声も。
この日は雨で2時間近く開始が遅れたが、視聴者のコメントは吉田の打席の度に大いに賑わっていた。待ちわびたファンもこれで大満足。なお試合は9回、ロドリゲスが2人の走者を背負うも無失点で抑え、レッドソックスが勝利している。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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