日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」へとつながる鳳凰戦A2リーグ、第5節A卓が7月25日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、プロ麻雀リーグ「Mリーグ」のTEAM雷電でも活躍する黒沢咲が卓内トップを取った。
【動画】日本プロ麻雀連盟のプロが多く参加するプロ麻雀リーグ「Mリーグ」
黒沢はチームメイトである瀬戸熊直樹との「雷電対決」に挑むと、1回戦からその瀬戸熊との競り合いを制してトップスタート。2、3回戦は2着でポイントを積み重ねると、最終4回戦こそラスは引いたが、瀬戸熊の猛追を振り切り卓内トップを守った。
直接対決に勝利して、終始ご機嫌だった黒沢は「1、2節のマイナスを考えると上位まで来ることができたので、後半戦は昇級目指して駆け抜けたいと思います、引き続き応援よろしくお願いいたします」と、ニコニコだった。
【試合結果】
1位 黒沢咲 +23.4
2位 瀬戸熊直樹 +19.1
3位 柴田吉和 ▲21.1
4位 紺野真太郎 ▲21.4
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
(C)日本プロ麻雀連盟