【MLB】ホワイトソックス-カブス（7月26日・日本時間27日／シカゴ）
カブスの鈴木誠也外野手が「5番・ライト」で先発したこの試合、同点の2回裏に現地実況も選手も、そしてファンも困惑するしかない"珍盗塁"シーンがあった。
問題のシーンは2回裏、2死一塁の場面。カウント2－2から一塁走者・ベニンテンディ外野手がスタートの姿勢を見せる。これを見たカブスのバーンハート捕手は投球をキャッチするとすぐさま、ファーストへ牽制球。ベニンテンディは一瞬、ピタッと静止したものの、帰塁は間に合わないと判断してそのまま二塁へダッシュし、誰もが"挟殺プレー"になると思ったが……。
送球を受けたファーストのベリンジャー内野手はセカンドへ送球すらせず、その場に立ちすくんでしまった。結果、ベニンテンディは悠々とセカンドを陥れ、盗塁が成功。
タイミング的にはセカンドに送球すれば悠々アウトだっただけに、現地実況アナも「what just happen?（何が起こった？）」と動揺を隠せず。ABEMA視聴者も一瞬、なにが起こったか分からずコメントには「？」「え？」といった困惑の声が続々寄せられた。
ベリンジャー自身もキャッチャーがセカンドに送球すると思い込んでいたのか、一連のプレー後には気まずそうな表情を浮かべていたが、スタジアム全体にも虚を突かれたような不思議な空気が流れた"珍場面"だった。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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