将棋の順位戦B級1組3回戦が7月27日に行われ、羽生善治九段(52)と佐藤康光九段(53)が現在対局中だ。四間飛車の出だしから羽生九段が随所に工夫を散りばめており、中盤の難所を迎えている。夕食休憩時点での形勢に大きな差はなく、今後の展開から目が離せない。
【中継】羽生九段VS佐藤九段 注目のB級1組3回戦(生中継中)
本局は同一対戦カード記録歴代2位・谷川浩司十七世名人(61)対羽生九段戦に並ぶ168局目の対戦。先手の羽生九段が3手目で端歩を突く意表の出だしに、後手の佐藤九段は四間飛車穴熊で応じた。中盤の難所を迎えており、形勢は不明。ABEMAの中継に出演した先崎学九段(53)は「先手が相当凝ったことをやっていて良い意味で呼吸が合っていないような気がする」とコメント。柔軟な差し回しでペースを握った羽生九段に対し、佐藤九段の対抗策に注目が集まっている。
今後の夜戦で白星を掴むのはどちらか。本局の持ち時間は各6時間(チェスクロック使用)。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【夕食の注文】
羽生善治九段 エビフライ定食(ライト)
佐藤康光九段 きつねうどん 餅入り
【夕食休憩時の残り持ち時間】
羽生善治九段 2時間32分(消費3時間28分)
佐藤康光九段 2時間10分(消費3時間50分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)